【施工】2014年3月 【施工日数】5日
【使用した材】イタウバ・SBIC桂林乱形・みかも石
イタウバ材を細く加工し、横スリットの目隠しフェンスを設置しました。天然木の風合は残しつつ、すっきりとしたデザインフェンスに仕上がりました。
広々とした芝生のお庭、工事前の様子です。道路からの目隠しとなるフェンス設置と、芝生の分量を減らして庭のお手入れを楽にしたい、というご要望でした。
樹木の剪定と撤去後、フェンス工事が着工。柱を位置と高さを慎重に確認しながら立てているところです。
お庭をぐるっと囲むよう設置、人の通りが多い公園方向は高く、出入り口あたりは圧迫感が出ないよう低く設定しています。
柱を固定後、面材を貼っていきます。今回の面材はイタウバを細く加工したものを使用、横のラインがより強調されるデザインです。
1本づつ2人掛かりで丁寧に取り付けていきます。
微妙な角度のつなぎ目も、きっちり合わせて現場でカット。
きれいに面材が貼り終わりました。
ワンちゃんがお庭で遊べるよう、出入り口には扉を設置しました。
裏手にも同じように扉を取り付けました。お庭がドッグランになりましたね。
打ち掛けで扉を開け閉めします。
細い面材を使用したことで、とてもすっきりとした印象に仕上がりました。建物や樹木にとても映えています。
きれいに高さが揃っています。
面材を細くした分すき間の数も増えるので、光や風も適度に通してくれます。
内側に樹木がたくさん植えられているので、春夏あたりはほとんど隠れてしまうと思います。
続いて一面芝生だったお庭の約半分に乱石を貼っていきます。芝生と相性がいい自然石の舗装と、草花を周囲に植え込むことで、緑を楽に、そしてより楽しめるお庭になります。
30cmの段差があったポーチへの階段も設置しました。
裏手の通路に隠れていた立水栓はお庭奥の使いやすい場所に移設しました。
水栓柱はフェンスと同じイタウバ材で造作。元々敷いてあったレンガタイルを利用し周囲を舗装、だいぶ使いやすくなったと思います。
これで工事は全て完了です。ナチュラルなウッドフェンスに囲まれた、素敵なお庭に仕上がりました。
フェンスの高さが3段階に変化しているデザイン性の高いフェンスですが、後ろや足元にに樹木や草花が加わることで、目立ちすぎることもなく自然に馴染んでますね。
もともと緑をきれいに育てておられたN様。
また新しく草花をプラスしていただいて、更に素敵なお庭に仕上げていって下さいね。