【施工】2013年10月 【施工日数】30日
【使用した材】自然石(ポルフィード)、アルミ鋳物フェンス、表札、ポスト、門灯、立水栓、オリーブ 他
自然石やアイアン調フェンスを取り入れた、新築外構工事です。
白い外壁とスペイン瓦の美しい建築に合わせ、統一感のある外構を心がけました。
建物の引渡し時点では、敷地境界部分に、大谷石でできた古い擁壁が残っていました。
玄関周りと駐車場を、新たに施工します。
居住するのに最初に必要になる、玄関周りから施工開始。階段や門塀の形を造ります。
ポーチ前や階段の幅を十分確保できるよう、階段の向きを調整しました。
石畳をイメージした石貼りで仕上げます。
建物側のアーチを意識したデザインです。塗り壁の下地まで終了したところです。
大谷石の擁壁は、洋風の建物に合う外観に改修します。
大谷石の凹凸をなくし、ラス網という金網で補強しながらモルタル下地を施しました。
アルミ鋳物フェンスを設置、大谷石の擁壁も補強され、塗り壁の下地まで終了しました。
門塀や擁壁、階段の立上げ部分は、建物に合わせて白い塗り壁で仕上げています。
最後に入るのは、植栽工事。
建物の雰囲気を壊さない、アプローチが完成しました。
照明やポストなどの細部にも施主様のこだわりを取り入れた、納得の仕上りです。
石畳風にするため、四角い自然石・ポルフィード(斑岩)を使用しました。
表面が荒く、表情が豊かな石です。
建物との統一感が生まれ、素敵な玄関周りになりました。
複数のかまぼこ型アーチのデザインが、奥行き感を出しています。
実用面では、自転車置き場も確保しました。袖壁を付けて、少し目立たせないように工夫しています。
庭内には、立水栓も設置しました。
個性的な色がワンポイントとなっておしゃれです。
駐車場も自然石でアクセント。ピンコロで絵を描いて、少し遊ばせていただきました。
通りから一番目立つところには、オリーブの木を植えました。
建物と調和した新築外構です。