【施工】2017年6月 【施工日数】3日
【使用した材】イタウバ、ピンコロ石、イロハモミジ、黒竹、等
2か所ある玄関周りに植栽スペースをつくる外構リフォーム工事です。アスファルト舗装を一部カットして、それぞれに適した植栽を配置しました。
1カ所目、以前の玄関前のスペースは全て舗装されており、お母さまが育てられている鉢植えがいくつか並んで置いてある状態でした。
今回、地植えできる花壇を設置したいというご要望をいただきました。
まずはアスファルトをカットして、下地の砕石層も含め全て撤去。
カットした端は崩れないようピンコロ石で縁取りします。
ここには車を停める可能性もあるため、全く使用しない部分のみを植栽スペースとしました。
ポイントとしてイタウバの背の低いフェンスを設置、このフェンスの前後に植栽を配置していきます。
もともとF様のお宅に植えられていたアジサイやナンテンを移植します。新しく植え込むものと合せて、配置を考えていきます。
フェンスで全体が引き締まりますね。
内側にはシンボルツリーとしてイロハモミジを植え込みました。
低木や下草もプラスして、メインのエントランスは完成です。
秋の紅葉が楽しみです。
二つ目の玄関前、元の様子です。
ドアを開けると前の通りから家の中が見えてしまう状態で、鉢植えのコニファーで目隠しされていました。
車も停めづらそうです。
こちらも地植え出来るようリフォームします。
駐車に影響がないよう、スペースは最小限に。
アスファルトを約40センチカット、こちらはグレーのピンコロ石で土留めを作ります。
内側は約30センチ、かなり細長い植栽スペースです。
目隠しの植栽は黒竹にしました。黒竹は成長が遅くあまり太くならないので、今回のような限られたスペースには適していると思います。
足元には洋ナンテンのマホニアコンフーサを列植、シンプルでスッキリとした印象です。
元々置いてあった鉢植えより出幅が小さいので、車の出入りも問題無いと思います。
支柱を取り付けて完成。
あまり隠しすぎず、適度な目隠しとなる植栽に仕上がりました。黒竹とマホニアがモダンな建物によく似合っています。
BEFORE
鉢植えは毎日の水やりが大変で、とのお話しでしたが。。。
AFTER
2か所ともしっかりと根付けばほとんど水やりはいらなくなると思います。
2つある玄関前、それぞれのスペースに適した植栽が加わって、素敵なエントランスになりました。