【施工】2017年7月 【施工日数】10日
【使用した材】ウッディRPフェンス、御影舗石、ピンコロ石、LEDポールライト、化粧砂利、
イロハモミジ、ニューサイラン、灌木類、マルキルックス990
お手入れが大変な芝生を撤去して石材や化粧砂利でお庭全体を舗装、メンテナンスの楽なお庭にリフォームしました。同時に設置したルーバータイプのウッド調フェンスは目隠し効果も抜群です。
最初にお伺いした時のお庭です。
とてもきれいに管理されている様に見えましたが、雑草が年々多くなってお手入れも大変なので、楽なお庭にしたい、とのご要望でした。
お庭全体を石材で舗装するため、まずは芝生の撤去から工事がスタートです。
全体が土の状態に戻ってお庭がリセットされました。
続いて多すぎる土を搬出していきます。
位置や通りを確認しながら白の御影石を並べていきます。
ポイントに、グレーのピンコロ石をライン状に入れてみました。厚みのある昔ながらの御影石は、使い方次第で洋風のお庭にもとても似合う石材だと思います。
植栽スペースと化粧砂利を敷く部分を残して舗装が完成です。
次はフェンス設置です。
今回使用したのは、ウッディRPフェンスという樹脂木で出来たルーバータイプのウッドフェンス。
柱を立てるためのスタンドブロックを埋め込み、フェンスの枠組みを組んでいきます。
面材は少し変わった形をしています。
後ろ側がデコボコしていて、、、。
この柱に取り付ける金物にはめ込んで、面材が斜めになる、という仕組みになっています。
横から見たところ。
斜め方向にすき間が確保されています。
風も抜けるし、陽も時間帯によっては差し込むので、あまり暗い印象にはなりません。足元の植物にとってもありがたいですね。
正面から。
完全に目隠し出来ています。
水平を確認しながら慎重に1枚づつ取り付けていきます。
面材は2m~3mピッチで継ぎ足しているのですが、境目はほとんど目立ちません。
全長11mのルーバーフェンスが完成しました。
視線もカットされて落ち着けるお庭になりました。
工事も終盤、植栽を植え込んでいきます。
和室前の一番目立つ場所にはイロハモミジを配置。春の新緑や秋の紅葉が楽しめる、新しいシンボルツリーです。
リビングからよく見える場所にも緑を楽しめるスペースを設けました。
ピンコロ石で作った台座は鉢植えを飾るためのもの。
もともと育てられていた多肉の鉢植えの居場所になりました。
既存のアジサイやラベンダーなども移植して、新しい植栽が完成です。
和室の掃き出し窓の前にあった木製の縁側は撤去、同じ御影の沓脱石を置いて、素敵な和空間に仕上がりました。
ウッドデッキの上にはオーニングを設置しました。
今回取り付けたのはマルキルックス990という製品です。
樹脂木のウッドデッキは真夏とても熱くなりますが、オーニングで快適に使用できるようになりました。
お部屋に入り込む紫外線もカットして、冷房効率もアップします。
真っ赤なキャンバスがお庭に映えています。
完成後のリビングからの眺めです。
フェンスを設置したことで、レースのカーテンを開けて過ごすことが多くなられたとか。
和室から見たところ。
白の御影石で明るいお庭になりました。
秋の紅葉が楽しみです。
照明は2か所、和・洋どちらにも似合うシンプルなポールライトを設置しました。
夕暮れ時のお庭も美しいです。
あたたかい灯りに照らされてとても素敵です。
芝生のお庭が大きくイメージチェンジ。メンテナンスが楽になったお庭を永く快適に楽しんでいただければと思います。
この度はありがとうございました。